小袖ぶろぐ
きもの・和雑貨の店『和のくらし 小袖』です。
せきよう子さんの新作! 『ガラスのふうせん』帯留め
- 2011/10/04 (Tue) |
- きものまわり |
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9月の後半、2度目の「藤城清治の世界展」を観てきました。
1度では見きれなかった作品を、じっくりと観て回りました。
展示の後半には、藤城さんが展示会をされたご当地の作品が並んでいました。
藤城さんが題材に選ぶものに、興味深々!
金沢の迎賓館、高知の素人手づくりマンション。
いつか、旅行する機会があったら、ぜひ実物を見てみたいと思いました。
そんな中で、今回の展示を行った秋田の作品は、ひときわ大きかった!
男鹿半島にある“赤神神社の五社堂”。
なんと、999段の石段を登った頂上にあるお社なのだそうです。
その階段と、それを作ったとされる“なまはげ”がところどころに現れている、迫力がありつつも、どこかユーモラスななまはげが心和ませてくれる作品。
その作品を、どうやって作られたかというと…実際にご自身で足を運んで、デッサンをされたというのです!!
御歳83歳で、石段999段登るんですよ!!
ご自身でも、無事登れたことが嬉しかったと、記してらっしゃいました。登れなかったら、この作品は諦めた…って。
なんという作家魂!
他に展示されているどの作品にも、描いた対象について情熱あふれるコメントがあり、そこにも心打たれましたね。
桜の大作は、3分咲き・5分咲き・8分咲き…と、花びらが開いて行く様を一枚一枚、時間を追って描いているって。
そうして、細部にまでこだわった作品が、結果、観た瞬間に人の心を奪うんだと思いました。
しっかりと、描く対象に注ぐ情熱と、何事も自分の目で確かめる…という作家魂が、わたしの心に強く残りました。
長々書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、それは影絵でも、織物でも、染物でも…なんでもそうだと思うのですが、人の心を打つ作品というのは、その裏にある「作者の気持ちや情熱、伝えたい思い」が透けて見えてるんじゃないかと思うのです。
作者の内面が、作品に滲み出る。
商品のその背景が透けて見える…というのは、前々から中川政七商店・中川淳社長もおっしゃってましたね。
まさしく、そうだと思います。
うちでお取引させていただいているメーカーさんも、作家さんも、それぞれに心意気が感じ取れて、だからこそ、わたしたちも、お客さまも感動していると思うのです。
…本当に長くなって、申し訳ないのですが、梱包ひとつからも、その方々の作品に対する想いって感じられるものなんですよね。
ハコを開ける作業にさえも、喜びを感じます。
…で、そんな私たちを魅了する作家さんのひとり「せき よう子」さんのガラスの新作が入荷しました!!(やっと、本題?!)
今回の作品は『ガラスのふうせん』。
ほら、どれも、美しい色でしょう~!
透けるようなガラスの美しさと、ランダムな水玉のやわらかいまるシリーズ。
四角は、こんな。
グリーンも白も、どちらも帯にちょこんと、載せたくなります。
“ぶどう”みたいだったり、
秋色だったり…
この作品を見ているだけでも、『繊細な方なんだろうなぁ~』という漠然としたイメージを持っていました。
作品に惹かれると、それを作った作家さんご自身にも興味が湧くもので…
先月東京で、初めてご本人にお会いしてきました!
こちらがガラス作家・せきよう子さんです。
イメージのとおり、繊細でやわらかくて、可愛らしい方でした。
作品と、ご本人に惹かれて、ますます虜になっていくものですよね。
みなさんのイメージとは、近かったでしょうか。いかがですか?
わたしも藤城清治さんと同じく、なんでも自分の足で訪れて、見て触れる…そんなふうに人生を歩みたいです。
なんか、決意表明みたいになりましたけど…(笑)
そんなわけで、せきよう子さんの新作帯留め「ガラスのふうせん」シリーズは、全て¥5,670。
しっかりとした焼き桐の箱に入っております。
こういうところからも感じられる、せきさんの、作品に対する思い。心遣い。
夏にも好評でしたマーブル色の「こつぶピアス」も入荷していますよ!
こちらは全て¥1,365。
お着物をお召しにならない方は、こちらもオススメです!
最後に。
「小袖」という店には、社長と裕美子店長の人柄の良さがじわじわっと、にじみ出てるんじゃないかなーと。そこが、みなさんを惹きつけるポイントなんじゃないかなーと、常々思っている私です。
いつもに増して長ーーーいブログにお付き合いいただき、どうもありがとうございましたっ!!
1度では見きれなかった作品を、じっくりと観て回りました。
展示の後半には、藤城さんが展示会をされたご当地の作品が並んでいました。
藤城さんが題材に選ぶものに、興味深々!
金沢の迎賓館、高知の素人手づくりマンション。
いつか、旅行する機会があったら、ぜひ実物を見てみたいと思いました。
そんな中で、今回の展示を行った秋田の作品は、ひときわ大きかった!
男鹿半島にある“赤神神社の五社堂”。
なんと、999段の石段を登った頂上にあるお社なのだそうです。
その階段と、それを作ったとされる“なまはげ”がところどころに現れている、迫力がありつつも、どこかユーモラスななまはげが心和ませてくれる作品。
その作品を、どうやって作られたかというと…実際にご自身で足を運んで、デッサンをされたというのです!!
御歳83歳で、石段999段登るんですよ!!
ご自身でも、無事登れたことが嬉しかったと、記してらっしゃいました。登れなかったら、この作品は諦めた…って。
なんという作家魂!
他に展示されているどの作品にも、描いた対象について情熱あふれるコメントがあり、そこにも心打たれましたね。
桜の大作は、3分咲き・5分咲き・8分咲き…と、花びらが開いて行く様を一枚一枚、時間を追って描いているって。
そうして、細部にまでこだわった作品が、結果、観た瞬間に人の心を奪うんだと思いました。
しっかりと、描く対象に注ぐ情熱と、何事も自分の目で確かめる…という作家魂が、わたしの心に強く残りました。
長々書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、それは影絵でも、織物でも、染物でも…なんでもそうだと思うのですが、人の心を打つ作品というのは、その裏にある「作者の気持ちや情熱、伝えたい思い」が透けて見えてるんじゃないかと思うのです。
作者の内面が、作品に滲み出る。
商品のその背景が透けて見える…というのは、前々から中川政七商店・中川淳社長もおっしゃってましたね。
まさしく、そうだと思います。
うちでお取引させていただいているメーカーさんも、作家さんも、それぞれに心意気が感じ取れて、だからこそ、わたしたちも、お客さまも感動していると思うのです。
…本当に長くなって、申し訳ないのですが、梱包ひとつからも、その方々の作品に対する想いって感じられるものなんですよね。
ハコを開ける作業にさえも、喜びを感じます。
…で、そんな私たちを魅了する作家さんのひとり「せき よう子」さんのガラスの新作が入荷しました!!(やっと、本題?!)
今回の作品は『ガラスのふうせん』。
ほら、どれも、美しい色でしょう~!
透けるようなガラスの美しさと、ランダムな水玉のやわらかいまるシリーズ。
四角は、こんな。
グリーンも白も、どちらも帯にちょこんと、載せたくなります。
“ぶどう”みたいだったり、
秋色だったり…
この作品を見ているだけでも、『繊細な方なんだろうなぁ~』という漠然としたイメージを持っていました。
作品に惹かれると、それを作った作家さんご自身にも興味が湧くもので…
先月東京で、初めてご本人にお会いしてきました!
こちらがガラス作家・せきよう子さんです。
イメージのとおり、繊細でやわらかくて、可愛らしい方でした。
作品と、ご本人に惹かれて、ますます虜になっていくものですよね。
みなさんのイメージとは、近かったでしょうか。いかがですか?
わたしも藤城清治さんと同じく、なんでも自分の足で訪れて、見て触れる…そんなふうに人生を歩みたいです。
なんか、決意表明みたいになりましたけど…(笑)
そんなわけで、せきよう子さんの新作帯留め「ガラスのふうせん」シリーズは、全て¥5,670。
しっかりとした焼き桐の箱に入っております。
こういうところからも感じられる、せきさんの、作品に対する思い。心遣い。
夏にも好評でしたマーブル色の「こつぶピアス」も入荷していますよ!
こちらは全て¥1,365。
お着物をお召しにならない方は、こちらもオススメです!
最後に。
「小袖」という店には、社長と裕美子店長の人柄の良さがじわじわっと、にじみ出てるんじゃないかなーと。そこが、みなさんを惹きつけるポイントなんじゃないかなーと、常々思っている私です。
いつもに増して長ーーーいブログにお付き合いいただき、どうもありがとうございましたっ!!
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『和のくらし 小袖』について
和の文化・暮らしに親しんで欲しい、
楽しんでいただきたい… という思いから
2007年9月にオープンしました。
きものを始めとして
ふろしきや手ぬぐい、和雑貨など
取り揃えております。
ぜひぜひ、
お気軽にお立ち寄りくださいね。
『和のくらし 小袖』
店舗所在地:
〒020-0874
岩手県盛岡市南大通1丁目6-9
(周辺地図はこちらから)
営業時間:
11:00am~7:00pm
定休日:
毎週水曜日
電話とFAX:
019(658)8511
お問合せ:
kosode@kch.biglobe.ne.jp
Twitter:
@kosode_wa
楽しんでいただきたい… という思いから
2007年9月にオープンしました。
きものを始めとして
ふろしきや手ぬぐい、和雑貨など
取り揃えております。
ぜひぜひ、
お気軽にお立ち寄りくださいね。
『和のくらし 小袖』
店舗所在地:
〒020-0874
岩手県盛岡市南大通1丁目6-9
(周辺地図はこちらから)
営業時間:
11:00am~7:00pm
定休日:
毎週水曜日
電話とFAX:
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