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小袖ぶろぐ

きもの・和雑貨の店『和のくらし 小袖』です。

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文庫革の製品ができるまで!

 さて、前頁の続き…

 「文庫屋 大関」さんの商品がどのような工程で出来ているかについて、お伝えしましょう!

                 

 東京スカイツリーのお膝元、下町・墨田区に事務所と工房を構えていらっしゃいます。

                 

 この日、工房を見せていただけるというので、早速お邪魔しました。

                 

 レトロな階段を上がって、各階ごとに作業場がありました。

 わたしがお邪魔したのは、手挿しでお色を付けている作業場です。

                  

 常時7~8人で作業していらっしゃるとのことでしたが、この日はたまたま職人さんが3~4人で作業していらっしゃいました。

                 

 一番のベテランだという職人さん。

 こういった方々の技術で、伝統工芸が守られて、伝えられていくのですね。

                 

 細い筆を使い分けて、丁寧に色を挿していきます。


                 

 ところで、そもそも「文庫革」ってなんでしょう?


 文庫革とは、播州姫路の産物で当地では「姫路革細工」とも呼ばれる明治初期からの伝統工芸品だそうです。

 姫路の特産品である真っ白な牛革に型を押し、手挿しでお色を付けた後、漆と真菰(まこも/イネ科の植物)の粉によって古びをつけて完成します。

 この革細工を、江戸時代に使われていた「文庫箱」に張り付けて書類や貴重品入れに仕様したことから、“文庫革”という名前が付いたのだそうです。


 この風合い、お着物にも、お洋服にもとても良く合いますよね。

 日本の古き良き、伝統工芸品だと思います。


                 

 こちらが人気の「錦紗」柄。

                 

 シブくて素敵な「雁」茶色。

 
 文庫屋 大関さんのHPをご覧いただくと良くお分かりいただけると思うのですが、柄と製品のバリエーションが、もう本当にたくさんあるんです!

 しかしながら、製作は手仕事により丁寧に行われるので、当然のことながら早く・大量にはできません。

 全国的に人気が出ても、生産できる時間と数には限りがあります。


 生産状況を見ながら、小袖にも入荷になる…という具合です。

 もちろん、お待ちいただける方には、ご希望も伺っておりますが、気を長~~~くして、楽しみにお待ちいただきますので、どうぞ悪しからず。


 それでも、待つのも楽しいくらい、素敵な商品です。


 気に入った柄が店頭に並んでいたら、それはもう出会いです!運命?!!

 どうぞ、お手元に連れて帰られることをオススメします♪


 そんな感じでふつふつと人気の「文庫革」、どうぞ実物を見にいらしてくださいね!!

 
 なんだか、雑誌でも紹介されていた商品だそうで…偶然にも「これを欲しいと思っていました!」という可愛い女子の話を聞いた時は、私も嬉しかったですね。

 初めての方も、気になっていたという方も、どうぞお手に取ってご覧くださいませ!

                  

 手仕事の良さが、感じられると思います。


 

                  
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新登場!「文庫屋 大関」さんのお財布

 昨年暮れから、静かにデビューして、大人気の新商品があります。

                  

 「文庫屋 大関」さんのお財布です!!

                  

 こちらの商品は、とにかく柄とアイテムの種類が豊富です。

 今年人気の長財布や薄くてほど良い大きさの天溝がまぐち、パーティー仕様のクラッチバッグ!

                  

 二つ折りタイプの「箱まち口金付き札入れ」は、

                  

 開くとこんな感じで、小銭がとても見やすいです!

 (あらっ?!写真だと、みづらそうかしら~?!!)


 同じ二つ折りのタイプでも、

                  

 こちらの「ぐるっとファスナーのお財布」だと…

                  

 こんなに仕切りのある小銭スペースです。


 ちっちゃなコインケースは、

                  

 こんな感じ!

 (大変だ、写真だと大きさがわかりづらい…約8cm×10cmほどの大きさです!)

 
 とにかくどれも口が開きやすく、とても使いやすいです。


 こちらの商品、どれも手作業なのに、お値段はお財布の相場くらい。

 5,500円~20,000円。一番高値のクラッチバッグでも29,800です。

 手がかかっている割には、とてもお安いと思います。

 
 どんなふうに手がかかっているのかは、次頁のお楽しみ…♪



 
 

番外編!新年百年写真館

 
                 

 今日は、晴れの成人式だというのに、今年もまた、やっぱり雪が降りましたね。

 振袖などの晴れ着や、お着物などには嬉しくない道路事情です…


 そんな中、昨日と今日とで、てくりさん主催の『新年百年写真館』という素敵な企画がありました。

       
                  

 盛岡・中ノ橋通りの「唐たけし寫場」で、名カメラマン・奥山淳志さんに百年残るポートレートを撮っていただく…という企画。

                  

 こういう機会がないと、なかなか入ることのなかった建物です!

 昔、ある知人に「あの建物がすごく好きだ」という話を聞いてから、気にはなっていたものの、お邪魔する機会がなくいつも外観を眺めているだけでした。

 場所に興味があるのと、同じく以前、写真展を見てからファンである奥山さんに撮影していただける…というので、裕美子店長にわがまま言って、なんと二日とも、撮影会に参加させていただきました!

                 

 玄関を入るとすぐ右手に階段があり、2Fがスタジオになっています。

 漆喰(なのかな?)の白壁は、やさしくすっきりとした印象で、少し天井が高いのも、また悠々とした気持ちになれるスタジオでした。

                 

 次々と、ご予約のお客さまや、飛び込みのご家族・お友達などが訪れて、きっと昔の活気が戻ったようだったんじゃないかなと思います。

 2日間、会場にいらっしゃったたけしさんの娘さんが、「このままここで、写真撮影の営業を続けたらいいんじゃないの?!!」と、てくりの木村さんにおっしゃっていたのが印象的でした。


                 

 一日目、悲しくも(涙)、贅沢に一人で撮影していただいたときに、会場にいらっしゃった面々。

 てくり木村さんに水野さん、蟻・サイジョウさん、唐さん、奥山さんとご家族、そしてもう一人、名カメラマン!!


 たかだか、わたしのチンケな携帯で撮らせていただいた写真ですが、なんだかとても雰囲気が良くありませんか?

 これも、寫場のもつ、独特な空気感なんでしょうか。


                  

 しつこく通った本日・2日目は、myファミリーと。

 「記念に残る写真撮影だよ!」と念を押したのにも関わらず、まさかのジャージ姿で登場した姪っ子…まさか!

 もっと可愛い服はなかったのか?!と問い詰めると、「でも、ジャージの色合わせを可愛くした♪」と姪。

 残念ながら、今日はモノクロ撮影なのだよ…(泣)


 そんなこんなの撮影でしたが、やはりプロのカメラマン。

 どんな服を着ていようが関係なくなるような、的確なアドバイスで、みんなの立ち位置やポージングを決めてくださり、やっぱり普段は撮れないような写真を撮ってくださいました。

 誰もが携帯電話なんかでカンタンに写真が撮れるこの時代に、わざわざ写真館に足を運んで、プロに撮ってもらう写真は、なんだかとても貴重だなと思いました。

 
 わたしたちのおふざけ写真とは違って、二人の門出にふさわしい、素敵なお写真を撮っていただいたであろうお客さま。

                 

 最近、桜山さんで新しくカフェをオープンした旦那さまと、その奥さまです。

 お二人揃って、なんて素敵なお着物姿なんでしょうか!!

 ちなみに、お二人の着付けは我らが店長・裕美子さんが持てるテクニックを駆使して、丁寧にさせていただきました!

 こんな素敵な記念写真が撮れたら、素敵ですよね~。


 お二人さん、よくお似合いですよ♪

 これを機に、旦那さまにもちょくちょく着物を着ていただきたいですね!

 そんなわけで、番外編「新年百年写真館」おひらき、おひらきです。

 みなさんも、お着物着て、記念撮影したくなったんじゃないですか?!

 だといいなぁ~♪


 おしまい!







 
 

本年も、どうぞよろしくお願いします!!

 新年、あけましておめでとうございます!!

                 

 遅ればせながら、本日小袖の初売り。

                 

 39(サンキュー)セットと、498(よくば)りセットをご用意して、みなさまをお迎えしました。

 ご来店くださったみなさま、どうもありがとうございました!!

 初売りならではのお得なお着物は、1月いっぱい販売いたします。

 まだまだ日はありますが、お気に入りのものは無くなってしまう前に、どうぞお早めに見つけてくださいね♪


 さて、私たちと一緒に店内でお客さまをお迎えしているこの“お正月飾り”は、何を隠そうお客さまの手づくりです。

 辰と門松。

 細かい切り紙なんですよ~。

 本当に、うちのお客さまは、器用な方が多い!!

 hanaさん、どうもありがとうございます。


 みなさまは、どんなお正月をお過ごしでしたか?

 わたしはひたすら、お家で食べていましたよ~。

 “お正月太り”は、すぐですね(泣)


 気分転換に、高松の池へ白鳥を見に行ったり、

                 

 姪たちと冬休みの工作作りを一緒にやりました。

                 

 象形文字で「書き初め」。

 “龍”です!

 象形文字は絵みたいで楽しく書きましたが、楷書で書いた名前は、泣きながら頑張りました…泣かせるつもりはなかったのに…鬼伯母ですね。トホホ。


 さらに本日、川徳特設会場での『振袖販売会』も終了いたしました。

 会場へ足を運んでくださった方々、こちらもどうもありがとうございました!!

                 

 今日は、川徳会場へ行っていた裕美子さんに代わり、本店ベテラン・中村さんと小袖にてお出迎えしましたが、明日は裕美子さんと二人でみなさまをお迎えできると思います。

 今年もまた、みなさまの元気なお顔に会えますこと、楽しみにしております。みなさまのご来店を、心よりお待ちしておりますね。

 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!



 


 
                 

本年もご愛顧、ありがとうございました!!

 たった今、今年の小袖業務が終了いたしました。

 震災もあり、大変な一年でしたが、終わってみれば小袖は幸せなことに楽しい思いでばかり…

 これもひとえに、応援してくださるみなさんや、遊びに来てくださるみなさん、お買物してくださるみなさん、小袖を盛り上げてくださるみなさんのおかげです。

 本当に、心から、ありがとうございます!!


 そして、小袖を一緒に支えてくれるメーカーさんやお取引先のみなさま、素敵な商品を、ありがとうございます!!


 来年も心して、もっと骨太な、魅力ある店づくりに励んで行きたいと思いますので、変わらずお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い致します。

                 

 社長はじめ、小袖オールスターズより、心をこめて…


 …この写真、この場に居合わせためいちゃんに撮ってもらいました。

 社長「髪、切りたてで…もうちょっと、長かったら!」

 店長「もっと、笑えば良かった…いややわぁ~」

 副店長「顔でかっ…しゃあない…」


 みんな、しょうがなくこの写真を載せました(笑)

 こんな私たちですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします!!


 小袖初売りは1月5日(木)!!

 1月2日~5日、社長と裕美子さんは川徳7Fダイヤモンドホールにて、振袖合同販売会に参加しております。

 みなさま良かったら、遊びに来て下さいねーー。


 どうぞどうぞ、良いお年を~!!!




  

『和のくらし 小袖』について

和の文化・暮らしに親しんで欲しい、
楽しんでいただきたい… という思いから
2007年9月にオープンしました。

きものを始めとして
ふろしきや手ぬぐい、和雑貨など
取り揃えております。
ぜひぜひ、
お気軽にお立ち寄りくださいね。



『和のくらし 小袖』

店舗所在地:
〒020-0874
  岩手県盛岡市南大通1丁目6-9
  (周辺地図はこちらから)

営業時間:
 11:00am~7:00pm
定休日:
 毎週水曜日


電話とFAX:
 019(658)8511

お問合せ:
 kosode@kch.biglobe.ne.jp

Twitter:
 @kosode_wa

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