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小袖ぶろぐ

きもの・和雑貨の店『和のくらし 小袖』です。

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せきよう子さんの新作! 『ガラスのふうせん』帯留め

 9月の後半、2度目の「藤城清治の世界展」を観てきました。

 1度では見きれなかった作品を、じっくりと観て回りました。

 展示の後半には、藤城さんが展示会をされたご当地の作品が並んでいました。

 藤城さんが題材に選ぶものに、興味深々!

 金沢の迎賓館、高知の素人手づくりマンション。

 いつか、旅行する機会があったら、ぜひ実物を見てみたいと思いました。

 そんな中で、今回の展示を行った秋田の作品は、ひときわ大きかった!

 男鹿半島にある“赤神神社の五社堂”。

 なんと、999段の石段を登った頂上にあるお社なのだそうです。

 その階段と、それを作ったとされる“なまはげ”がところどころに現れている、迫力がありつつも、どこかユーモラスななまはげが心和ませてくれる作品。

 その作品を、どうやって作られたかというと…実際にご自身で足を運んで、デッサンをされたというのです!!

 御歳83歳で、石段999段登るんですよ!!

 ご自身でも、無事登れたことが嬉しかったと、記してらっしゃいました。登れなかったら、この作品は諦めた…って。

 なんという作家魂!


 他に展示されているどの作品にも、描いた対象について情熱あふれるコメントがあり、そこにも心打たれましたね。

 桜の大作は、3分咲き・5分咲き・8分咲き…と、花びらが開いて行く様を一枚一枚、時間を追って描いているって。

 そうして、細部にまでこだわった作品が、結果、観た瞬間に人の心を奪うんだと思いました。

 しっかりと、描く対象に注ぐ情熱と、何事も自分の目で確かめる…という作家魂が、わたしの心に強く残りました。


 長々書いてしまいましたが、何が言いたいかというと、それは影絵でも、織物でも、染物でも…なんでもそうだと思うのですが、人の心を打つ作品というのは、その裏にある「作者の気持ちや情熱、伝えたい思い」が透けて見えてるんじゃないかと思うのです。

 作者の内面が、作品に滲み出る。


 商品のその背景が透けて見える…というのは、前々から中川政七商店・中川淳社長もおっしゃってましたね。

 まさしく、そうだと思います。


 うちでお取引させていただいているメーカーさんも、作家さんも、それぞれに心意気が感じ取れて、だからこそ、わたしたちも、お客さまも感動していると思うのです。

 …本当に長くなって、申し訳ないのですが、梱包ひとつからも、その方々の作品に対する想いって感じられるものなんですよね。

 ハコを開ける作業にさえも、喜びを感じます。


 …で、そんな私たちを魅了する作家さんのひとり「せき よう子」さんのガラスの新作が入荷しました!!(やっと、本題?!)

                 

 今回の作品は『ガラスのふうせん』。

                 

 ほら、どれも、美しい色でしょう~!

                 

 透けるようなガラスの美しさと、ランダムな水玉のやわらかいまるシリーズ。

                 

 四角は、こんな。

                 

 グリーンも白も、どちらも帯にちょこんと、載せたくなります。


                 

 “ぶどう”みたいだったり、

                 

 秋色だったり…


 この作品を見ているだけでも、『繊細な方なんだろうなぁ~』という漠然としたイメージを持っていました。

 作品に惹かれると、それを作った作家さんご自身にも興味が湧くもので…

 先月東京で、初めてご本人にお会いしてきました!

                 

 こちらがガラス作家・せきよう子さんです。

 イメージのとおり、繊細でやわらかくて、可愛らしい方でした。

 作品と、ご本人に惹かれて、ますます虜になっていくものですよね。

 みなさんのイメージとは、近かったでしょうか。いかがですか?

 
 わたしも藤城清治さんと同じく、なんでも自分の足で訪れて、見て触れる…そんなふうに人生を歩みたいです。


 なんか、決意表明みたいになりましたけど…(笑)


 そんなわけで、せきよう子さんの新作帯留め「ガラスのふうせん」シリーズは、全て¥5,670。

 しっかりとした焼き桐の箱に入っております。

 こういうところからも感じられる、せきさんの、作品に対する思い。心遣い。

                 

 夏にも好評でしたマーブル色の「こつぶピアス」も入荷していますよ!

 こちらは全て¥1,365。


 お着物をお召しにならない方は、こちらもオススメです!

 
 最後に。

 「小袖」という店には、社長と裕美子店長の人柄の良さがじわじわっと、にじみ出てるんじゃないかなーと。そこが、みなさんを惹きつけるポイントなんじゃないかなーと、常々思っている私です。


 いつもに増して長ーーーいブログにお付き合いいただき、どうもありがとうございましたっ!!




 


 
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寒いから…kagurayaロール!!

 今日も、寒かったですね…盛岡。

 みなさん、風邪などひいてないですか??


 昨日は、一日「岩手山麓工房フェスタ」に行っていました。

 がおちゃんと一緒に、工房「蟻」さんのお手伝い(に、なっていたかはわかりませんが!)をしていました。

 会場でお会いしたみなさま、ありがとうございました!

 日中、ぽっかぽかで気持ち良かったですよね~♪

 
 に、引き換え、今日の寒さはなんでしょう…。

 着物を着ていれば、やっとあったかい…というような気温でした。

 工房フェスタ、最終日も賑わったかな。


 と、こんな寒い日のための“kagurayaロール”!!

 そう去年の秋・冬にも、とっても人気でした。

 今シーズンの新色が昨日入荷しまして、只今18種類のボーダーがカラフルに並んでおります!

                 

 ズラリリリリリリリ………

                 
 
 赤・青・黄色…

                 

 しましましまままままままま………

                 

 えーい、無地だって!!
                 

 と、いう具合に。

 きっと今が一番、色・種類豊富です。

 人気商品につき、メーカーさんでもいつも品薄になりやすいのです。

 加えて、今年はカタログが出ないため、同じお色の再入荷は難しい状態になっております。

 ピン!とくる子がいましたら、どうぞお早めにお連れになってくださいね。

 ちなみに、無地¥630、ボーダー¥735です。

 1本そのままロングにして使うも良し、半分に切って手首から肘くらいまでのアームウォーマーにしたり、レッグウォーマーにしてみたり。使い方は自由です!

                 

 たくさんの“ぐるぐる”と、お待ちしていますね~♪



                 

巻きもので、あったかくして♪

                  
                 

 七竈の実も、だいぶ色づいて本格的な秋到来です。

 ってか、寒い!!

 朝晩、結構冷えてきましたね。

 朝晩の通勤タイムに、巻きものが欠かせなくなってきました。

                 

 小袖のストールも、いろいろ揃ってきましたよ♪

 まずは、タオルで有名な愛知県今治から。

 この平織りのストール、深いグリーンとグレーがなんとも大人な雰囲気です。

                 

 良いでしょう~?!!

 女性はもちろんのこと、男性にも巻いていただきたいような、素敵なお色です。

 そして、さらにグレードアップしているのがこのタイプ…

                 

 同じお色の変わり織。

 部分的に糸を通さないことで、格子や縞の模様が出てくるんですって。

 繊細な、織りでございます。

 これを作っているのが、工房「織座」さん。

 タオル制作を一切やめて、古い織り機を集め、それでしか織れない、しかも独創的な織り物を作ってらっしゃいます。

                 

 「空羽織り」という技法によって表現された、風のように軽やかで深い森をイメージした“FOREST DEEP”という名のストールは、実は2ヵ所、大きな穴が開いたデザインになっています。

 どのように、活用するのかというと…

                 

 半分に織って、穴から頭を通してポンチョのように着てみたり、

                 

 片側の穴だけを首に通して、残りをぐるりと巻いてみたり…

 もちろん、シンプルにぐるぐる巻きでも良いんです!!

 巻き方自由、印象はさまざま。

 こんなに表情の出るストールは、そうそうないと思います!

 気になる方、お早めにどうぞ。

               *** 今治・工房織り座 FOREST/平織り…¥17,850 空羽織り…¥19,950 ***


 他に、圧縮ウールのストールも可愛いですよ♪

                 

 ウールなのに、さらりとしていて、モタつきません!!


                *** 中川政七商店/かのうふくゑ 水玉圧縮ウールマフラー…¥12,600 ***


 お着物にも合わせるなら、結城紬も良いでしょう。

                

 真綿を紡いで織り上げられる結城紬は、とにかく軽くてあたたかい。

                

 帯は半分、隠れるくらいでしょうか。

 肩から羽織っても、良いですね。

                

 お色はベージュも、ございます!

 絹織物の最高峰とも言われる結城紬は、冬にこそ見につけたい織物です。

                *** 中川政七商店/結城紬のストール…¥19,950 ***


 最後は、ポップな和柄を提案してくれる「kusakanmuri」のストールを!

                 

 和柄をアレンジしているのに、お洋服にもしっくり馴染むkusakanmuriのストール。

 どれもこれも、綺麗な色・柄でたくさん入れたいところなのですが、そのインパクトゆえ、今のところ1柄1枚ずつの入荷とさせていただいております。

 綿100%のやわらかい大判「うれおちる」

 今にも落ちてしまいそうなザクロの実が描かれています。

                 

 ほど良い“張り”がオススメの綿・シルク混紡/小さいサイズ(と言っても、ひと巻きするには十分ですよ!)「えびちゃまる」。

 不揃いのみずたまに、古典的な花柄。ところどころに覗く“ちどり”が愛らしいです!

                 

 最後は綿とシルクの大判。「うんやて もんよう」。

 こんなシックな色もまた、良いですね。

 手と手が結び合って繋がるような縁起の良い文様です。

                 

 ほらっ!鳥獣ファンにも、オススメですよ♪

                *** kusakanmuriストール…¥10,500
~¥15,750 ***


 いろいろ巻いて、あったかくして♪♪♪



                 

 

立川談修さんの寄席!

 今年もやります!

 『酒蔵寄席』!!

                   

 今年も昨年同様、立川談修さんが楽しいお噺を披露してくださいます。

 今年はどんなお話だろ??


 夜の部なら、談修さんを囲んでの懇親会もありますよ!

 噺家さんとお話できるチャンスです。

 ご興味ある方、お気軽にどうぞ♪


 10月だから、お着物は袷ですね~。秋の着物でオシャレしましょ!


           『 酒蔵寄席 ~立川談修~ 』


  ●とき:2011年10月8日(土)

     【昼の部】あさ開きさん主催/午後1時開場・1時30分開演

          「あさ開 酒まつり」イベントとして

         ¥1,000(ドリンクなし)お申し込みはあさ開さんまで

     【夜の部】小袖主催/午後4時開場・4時30分開演

         ★寄席のみ参加の方 → ¥1,500(お酒1カップ付)

         ★寄席と懇親会 → 男性¥5,000 /女性¥4,000

           懇親会は午後6時くらいから


       
  ●ところ:昼・夜ともにあさ開「源三屋」にて

      ※懇親会は源三屋となり、ステラモンテになります。

 

 みなさまのたくさんのご参加、お待ちしております~!!


あひろ屋さんの手ぬぐい

 小袖の5年目が始まって、“はじめまして”の商品が入荷しました。

 『あひろ屋』さんの手ぬぐいです。  

 あひろ屋さんは、2001年からウェブショップにて、手ぬぐいや風呂敷などをデザインし、販売してらっしゃいました。  

 小袖とつながりのある方々から、あひろ屋さんのお話は聞いておりましたが、お取引を始めるきっかけになったのは、お客さまのこんなリクエスト。

 「古典柄で、色の綺麗な手ぬぐいが欲しい」  

 そう言われて店内を見渡すと、当てはまるデザインは、少ない…。  

 これはもう、あひろ屋さんしかないな!と、思った訳です。  

 そうして手元に届いた手ぬぐいは、どれも古典で落ち着きつつも、やっぱり色みが綺麗でした。 これなら普段づかいにもってこいです!                    
秋らしいところでは、菊・照葉・蓮花果托。                    

鉄瓶は自然と、岩手をイメージしてしまいます。                                    粋な立涌、                   紺と水色の青海波。                    難を転じる南天や、                    すくすく育つ麻の葉。  この、青磁色にヤラれます…                    春でなくても持ちたくなるあったかい桜や、花鳥。                       流れる桜の花びらが美しい花筏。                                  籠目は両サイドがグラデーションになっているのが、                    お分かりいただけますでしょうか。  

 どれも日本の古典柄を踏襲しつつも、現代のわたしたちが違和感なく使えるような、色・デザインになっています。  

 手ぬぐいは、¥1,050~¥1,260。  全て、注染となっております。                    風呂敷は1柄。こちらの六花、綿の72cmが入荷しました。  群言堂さんの風呂敷ハンドとも、相性バツグンです。  風呂敷は¥2,625。  これから秋・冬の柄をお探しの方に、オススメですよ。  

そうそう、美味しそうな手ぬぐい!                    

「みつ豆」は、以前より寒天と赤エンドウが増量しているそうですよ♪  お得っ!!                       
  

『和のくらし 小袖』について

和の文化・暮らしに親しんで欲しい、
楽しんでいただきたい… という思いから
2007年9月にオープンしました。

きものを始めとして
ふろしきや手ぬぐい、和雑貨など
取り揃えております。
ぜひぜひ、
お気軽にお立ち寄りくださいね。



『和のくらし 小袖』

店舗所在地:
〒020-0874
  岩手県盛岡市南大通1丁目6-9
  (周辺地図はこちらから)

営業時間:
 11:00am~7:00pm
定休日:
 毎週水曜日


電話とFAX:
 019(658)8511

お問合せ:
 kosode@kch.biglobe.ne.jp

Twitter:
 @kosode_wa

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